ABOUTワークショップについて
体系化されたポジティブサイコセラピー(ポジティブ心理療法)を体験的に学び、使えるようになっていただくための半年以上に渡る実践カリキュラムです。
ポジティブ心理学をベースにして、元アメリカ心理学会会長も務めたマーティン・セリグマン博士らにより体系立てられた「ポジティブサイコセラピー」は、強みを使って問題対処への土台を築く、新しい心理療法です。
Who is that designed for?どんな方のためのワークショップか?
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カウンセラー・セラピスト
ウェルビーイングに根ざした新しい枠組みでの介入技術を。
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企業のCHO/ウェルビーイング担当/人事/リーダー
・組織を構成する1人ひとりのウェルビーイングやレジリエンスの向上、また、心理的安全な組織をつくる実践ツールとして。
・バーンアウト(燃え尽き症候群)や各種疾患への具体的な対応技術の習得。 -
ご家族や自分自身のために
不確実性の高まる時代に周りの方や自分自身をケアする具体的な方法として。
Positive Psycho-Therapyポジティブサイコセラピーとは?

ポジティブな物事の積み上げを通じてセラピーを行なっていくポジティブサイコセラピーでは、基本的にマーティン・セリグマン博士のウェルビーイング理論を土台としています。
セリグマン博士は、幸福やウェルビーイングを科学的に測定可能で、教育も可能な次の5つの要素から構成されるものだとしました。

これらの頭文字をとってPERMAと呼びます。
これらの5つの要素が満たされている人は、心労を抱える度合いが低く、人生に対する満足度が高いとされています。
決して、ポジティブが大切で、ネガティブを無視しても良い、というわけではありません。ネガティブな感情は、命の危険を知らせるための重要なものです。
心身の「柔軟さと強さ」そして「レジリエンス」を育て、ネガティブな感情や出来事、不意に訪れる問題にどのように対処していくかを学び、クライアントやチームメンバーへ適切な介入が行えるようになることが、本講座の目的です。
Positive Psychology
vs Positive Psycho-therapyポジティブ心理学とポジティブサイコセラピー
ポジティブ心理学は、マーティン・セリグマン博士をはじめ、ウェルビーイングを高めるための多様な研究が行われており、様々な研究者が独立して研究を深めています。

ポジティブサイコセラピーは、これら全体を俯瞰して心理療法の文脈に当てはめ、セッションの順番を整え、セラピーの場面でどのようにすれば効果が最大化できるかを研究し、体系立てられています。
CURRICULUMカリキュラム
- 01
ポジティブ心理セラピーとは
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フェーズ1.土台を築く様々な角度から自分の強みを調べ、バランスの取れた対話ができる。自分の強みに応じた意義のある目標が立てられる。
- 02
ジティブな自己紹介と感謝の日記( セッション1)
ポジティブな経験を日記に書くこと、感謝の気持ちを持つことがウェルビーイングに与える影響を理解し、継続的に醸成していくことを学びます。
- 03
性格の強みと独自の強み(セッション2)①
- 04
格の強みと独自の強み(セッション2)②
この2回は、個人の強みを多面的に理解していきます。
- 05
実践的な知恵(セッション3)
個人の強みを使って、問題解決へ向けてのバランスの取れた取り組み方を学びます
- 06
自分をバージョンアップ(セッション4)
個人の強みをもとに、自己開発のプランを練って実行する方法を学びます。
- 07
フェーズ1のまとめ
フェーズ1を深く理解し、自分を知って生かしてくことを学びます。
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フェーズ2.過去を対処する前に進むことを阻害しているネガティブな記憶、ネガティブな経験、ネガティブな気分に対処し、ポジティブな感情を構築する。
- 08
開いた記憶と閉じた記憶(セッション5)①
- 09
開いた記憶と閉じた記憶(セッション5)②
この2回は、開いた(ネガティブな)記憶と閉じた(ポジティブに解決した)記憶について思い出し、書き留め、処理する方法を学びます。
- 10
許しのワーク(セッション6)
許しは単なる出来事ではなく、変わるためのプロセスであることも学び、実践します。
- 11
最大限と必要最小限(セッション7)
最大限(できるだけ最善のものを選択する)と必要最小限(十分良い選択をする)の違いを学び、人生の選択時に役立てていきます。
- 12
感謝のワーク(セッション8)
感謝の概念を拡張し、実際に感謝を行動に移すための手助けをします。
- 13
フェーズ2のまとめ
フェーズ2を深く理解し、過去の出来事、人間関係をより前向きなものにしていきます。
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フェーズ3.今と未来を大切にするポジティブな人間関係を探り、その人間関係を育むプロセスを強化する。人生の意味や目的を探求する。
- 14
希望とオプティミズム(セッション9)
起こりうる現実的な結果を理解するための学習を行います。
- 15
心的外傷後成長( セッション10)
自分を悩ませているトラウマ体験についての思考や心の深奥を探り、適切に取り組む方法を学びます。
- 16
スローダウンとセイバリング(セッション11)
人生をゆったりと楽しむ方法を意識し、それを発展させていきます。
- 17
ポジティブな人間関係( セッション12)
自分が大切に思っている人の強みを認識していくことを学びます。
- 18
ポジティブなコミュニケーション(セッション13)
良い知らせに反応する時の4つのスタイルを学び、満足な人間関係を構築していきます。
- 19
利他主義のワーク(セッション14)
利他主義であることが自他ともにどれほど助けることがあるかを学び、実行します。
- 20
人生の意味と目的( セッション15)
人生の大義を探求し、それに向けて意味のある努力を続けることに着目します。
- 21
フェーズ3のまとめ①
- 22
フェーズ3のまとめ②
フェーズ3の学びを深めるとともに、その他のポジティブ心理学の理論や心理学理論をどのように応用できるかを学びます。
- 23
実践的な訓練①
- 24
実践的な訓練② まとめ
全てを通してまとめた上で、実際的に身につけていくための訓練をしていきます。
+3回のリラクゼーションワークの合計27回の講座となります。
講義日程はこちらからご確認ください。 ワークショップへ参加エントリー締め切り:2022年7月14日(木)23:59 ※変更いたしました
TRAINER講師紹介

片桐 淳KATAGIRI ATSUSHI
ワンネス財団 心理カウンセラー/ポジティブサイコセラピストトレーナー/マーティン・セリグマン招聘委員 / JPPIトレーナー / ワンネス財団ウェルビーイングカリキュラム制作責任者
大手心理カウンセラー養成スクール講師を経て現職。心理カウンセラー歴18年。講師歴12年。現在は、ポジティブ心理学のエビデンスをベースにした未成年の方々対象の支援を中心に、ワンネス財団のクライアント向け心理学講座、家族の関わり方講座などを担当。受講者の方の気づきが得られるよう、実際のカウンセリングの経験に加えて幅広い知識を駆使して、わかりやすく腑に落ちる講座を心がけています。
OUTLINE講座概要
講座名称 | 実践ポジティブサイコセラピスト養成講座 |
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主催 | Japan Positive Psychology Institute 株式会社YEEY ワンネス財団 GIVENESS INTERNATIONAL |
認定団体 | Japan Positive Psychology Institute |
認定資格 | JPPI認定実践ポジティブサイコセラピスト ※認定には8割以上の出席が必要です。 |
会場 | 原則オンライン |
日時 | 土曜開催 2022年 7月 16日 開始 (10:00 - 12:30)※変更いたしました 詳細なスケジュールはこちら |
受講費用 | 495,000円/1人(税込) |
お問合わせ | info@yeey.co |
エントリー締め切り:2022年6月16日(木)23:59
Q&Aよくあるご質問
ポジティブ心理学をベースにして体系立てられた「ポジティブサイコセラピー」は、強みを使って問題対処への土台を築く、新しい心理療法です。
例えば、下記のような方におすすめです。
・ウェルビーイングに根ざした新しい枠組みでの介入技術を身につけたい「カウンセラー」や「セラピスト」の方。
・企業のCHO/ウェルビーイング担当/人事/リーダーとして、組織を構成する1人ひとりのウェルビーイングやレジリエンスの向上、また、心理的安全な組織をつくる実践ツールを身につけたい方。
・バーンアウト(燃え尽き症候群)や各種疾患への具体的な対応技術を習得したい方。
・ご家族や自分自身のために、不確実性の高まる時代に周りの方や自分自身をケアする具体的な方法を身につけたい方。
カリキュラム受講にあたって、実務経験は必要ありません。
このページ下部の「ENTRY」ボタンからお申し込みいただけます。
受講費用は、495,000円(税込)です。
支払い方法は、「各種クレジットカード」と「銀行振込」からお選びいただけます。
※分割支払いをご希望の方は、クレジットカード支払いをご選択の上、クレジットカードに付帯する分割払いサービスをご利用ください。分割支払いに関する相談は、ご自身のクレジットカード会社へお問い合わせください。
※法人で、請求書ベースでのやりとりを希望される場合は、事務局( info@yeey.co )までご連絡ください。
株式会社YeeY(https://yeey.co/)
マーティン・セリグマン博士やエド・ディーナー博士、タル・ベン・シャハー博士らを招聘したウェルビーイングカンファレンスや、ポジティブ心理学・ポジティブサイコセラピーワークショップなどを主催する他、企業や自治体のウェルビーイングに関するコンサルテーション・事業開発を通じて、ウェルビーイングな社会づくりを目指しています。
ワンネス財団(https://oneness-g.com)
ワンネス財団は、ウェルビーイングの理論に基づいたカリキュラムにより、精神疾患や様々な障害、各種依存、触法者ら様々な生きづらさを抱えた人々の孤独の解消と自己実現を支援する専門機関です。女性専門支援やゲームを始めとする未成年の依存、家族の支援、ひきこもり支援など、対処療法的な福祉の枠組みを超え「生き甲斐を持って、人生を生き直すことのできる社会」を目指しています。
Japan Positive Psychology Institute
(https://www.positivepsychologyinstitute.jp/)
Japan Positive Psychology Institute (JPPI)は、ペンシルバニア大学教授マーティン・セリグマン博士の創始したPositive Psychology(ポジティブ心理学)やPositive Psychotherapy(ポジティブサイコセラピー)のワークショプやイベント、資格の認定と発行などを通して、世界中の人々を幸せにすることを目指して活動しています。
法人としての参加が可能です。領収書の発行についても承っております。
ただ、網羅的に学ぶことに意味があるため、「一つの法人枠で、複数人が交代で参加すること」はできませんのであらかじめご了承ください。2名以上参加される場合は、2名分のエントリーをお願いいたします。
※請求書ベースでのやりとりを希望される場合は、事務局( info@yeey.co )までご連絡ください。
講義は、ビデオ会議ツール「ZOOM」もしくは「TEAMS」を使って実施します。講義前にアクセス方法などのアナウンスをさせていただきます。個別のワークなどもありますので、発言のできる比較的静かな環境からの講義参加を推奨しています。
2022年6月18日 13:00-15:30 が最初の講義です。
詳細なスケジュールに関しては「こちら」からご確認いただけます。